mahora 第2号

 

”美”という情緒が芽生える始まりの光景を記した本、『mahora』第2号の販売を開始しました。

 

「mahora(まほら)」とは、美しい場所、すぐれた場所を意味する古語。

毎朝の食事、家の小さな仕事、その日に着る服、庭や窓辺の草花、部屋にたたずむ絵や置物、テーブルの上の誰かの手仕事、親しい人との会話、四季の風景、風の鳴る音、鳥の声――

これらを “美しい” と思う気持ちは、きっと、ずっとずっと遠い昔から繰り返され、やがてまだ見ぬ誰かも、繰り返していくのでしょう。言葉を換えれば、人は美を感じる時、近くにいる、そして遠くにいる、誰かや何かと、そっとつながることが、できるのです。

『mahora』は、美術や服飾、工芸や手仕事、伝統文化や民俗学、自然の風土や農や土、太古の知恵や日々の暮らし、といった広い領域を、“美” というあり方を通して、横断し、つなぎ、見渡していきます。

 

今号も、一冊一冊に手作業で結ばれた黄色の結びが施されております。
目次を見るだけで、これは読みたいと思う顔ぶれの数々。
是非お手にとってご覧ください。

 

■目次(寄稿者敬称略)
振動に漂う生命 青葉市子=文
食べる、記憶 後藤しおり=文・写真
[創作] とうめいな未来 こじょうゆうや=文/ちこうゆみこ=挿画
鷹とともに、この空の下で 大塚紀子=文
手放すことの可能性 スティーブン・ギル=インタビュー・写真/岡澤浩太郎=取材・文
紙漉思考室と手漉き紙 前田崇治=インタビュー/岡澤浩太郎=取材・文/野口優子=写真
人と鯨の物語『ありふれたくじら』の4年から 是恒さくら=文・作品
[連載] 職と芸術についてのノート 第二回 循環と分配の知恵 石倉敏明=文
[連載] 続・暮らしの風景 第二回 対話「喜びの風景 畑と山羊と服について」 林央子=文/居相大輝=談・写真
[今号の結び] 菊綴じ結び 関根みゆき=文

判型=四六判変形
頁数=120頁
¥3,800+tax

発行=八燿堂
編集/発行人=岡澤浩太郎
結び監修=関根みゆき
デザイン=須山悠里

mahora HP

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